”女芸人”や”女優”って言葉、本当に必要?
今まで、テレビなどで気にもしていなかった表現、「女芸人」「女優」。
男性の場合には「芸人」「俳優」で済むのに、なぜ「女」であることを強調する必要があるのでしょうか?
芸人や俳優って、もともと男がやるものだったの?と、単純に疑問を感じます。
英語でも、俳優は”actor”、女優は”actress”
フランス語でも、俳優は”acteur”、女優は”actrice”
という風にわざわざ別の単語が用意されているわけです。
なぜそこまで分けたがるんだ、人類は。っていう話です。
先日、テレビである女性の役者さんに対して「俳優」という表記が使われていたことが、この問題を考えるきっかけになったのですが、
その一方で、日本テレビでは「女芸人No.1決定戦 THE W」というものが開催されており、ゆりあんレトリィバァが優勝していました。(「調子乗っちゃて」の人です。)
これ、「女芸人」と「芸人」の区別を強めているんじゃないでしょうか…?
女性の就業率もここ20〜30年で、20%以上伸びています。(先進諸国の中ではまだまだですが)
もう、「女は家庭」の時代は終わっているのではないでしょうか。
そもそも、その考え方も問題ですけど。
特に芸人や俳優などは、一般企業よりも「個人」として性別に関係なく活躍するチャンスのある職業だと思います。
一般企業だと、「女性」という理由だけで昇進できないケースも多いですしね。
なら、こういった業界から率先して呼称を変えて、人々の意識変革をリードしていくべきではないでしょうか?
と、思います。
参考
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