東大生とジェンダーを語る。英語で…

2月18日に、東大駒場キャンパスにて開催された、

【女子力って何だ?】ハーバード生と身近なジェンダーの話をしよう!

というイベントに参加してきました。

HCAPというハーバード大学との交流を行なっている学生団体主催のもので、この会にはハーバード生はいなかったのですが、東大生やその他の学生と交流することができました。


しかし1つ大きな試練がありまして…

そのイベントの間は全て「英語で」話さなければいけないという条件が。

国際交流も兼ねたものなので納得ですが、東大生の英語力にはついていけない…。

たどたどしい英語でなんとか乗り切りましたが、街中で気付くような問題について色々な意見を聞くことができました。大収穫。


その中でも、「言われてみれば!」と思ったのが、ウガンダ人とのハーフの高校生が言っていた

「戦隊ヒーローモノはなんでレッドやブルーが男で、ピンクやイエローが女なのか」というもの。

しかもこういったものに登場する女性キャラクターはサポート的な役割をすることが多いですよね。

幼い頃から何も疑うことなく見てきたので、言われてみて初めて気づきました。

「色」にまで「性別」が割り当てられているんですね。

僕の小学生の時も、男の子は黒や紺で、女の子は赤っていうステレオタイプが根強かったです。

今の子は、以前よりも自由に好きな色を選べて羨ましい。


彼が言うには、「日本では”男らしさ”や”女らしさ”を求めるけれど、結局同じHuman(人間)じゃないか」とのこと。

戦隊ヒーローの色のような細かなところに、実は大きな固定観念が潜んでいるのかもしれませんね。

単純に、日常に潜んでいるものに「なんでだろう…?」と考えてみるだけでも面白そうだなと思いました。

同じイベントが3月にもあるので、英語に自信がある人もない人も参加してみてはいかがでしょう。

【女子力って何だ?】ハーバード生と身近なジェンダーの話をしよう!【参加者大募集】 | UmeeT

こんにちは、HCAP東京大学委員会です。 今回は、冬休み期間に2回にわたって駒場キャンパスで開催される 学生なら誰でも、1年生でも、1人でも参加可能 東大生などと交流ができる 3月にはハーバード生と交流できる そんなイベントのご案内をさせていただけたらなと思います。イベントの内容について詳しく知りたい方は こちらの応募フォーム をご確認ください。もちろん、この記事の最後でもご説明いたします。 さて、今回のテーマは...... 突然ですが、このスマホ画面を見て何か気づくことはありませんか? 普段から注意深く見ていた方ならお分かりかもしれません。 そうです、「連絡先」のアイコンが変わったんです。 今までは男性1人のイラストであったのに対し、アップデートされ男女2人組のイラストへと変わりました。 この話を聞いて、皆さんはどう感じましたか? これって、正直どうでもいいと思われる方も多いでしょう。 しかしこの例に、今回私たちが扱うテーマが凝縮されています。 私たちが今回の学生会議で扱うのはまさにこの話です。身近なジェンダーの話。 意外と身近なジェンダー そもそもジェンダーって? まず簡単に「ジェンダー」という概念の説明をさせていただきます。 ジェンダー(gender)とは社会的性差のことで、生物的性差であるセックス(sex)に対する概念です。 オス・メスといった先天的・身体的・動物的な性別に対し、ジェンダーは社会的・文化的に形成された性別を言います。いわゆる「男らしさ」や「女らしさ」の問題がジェンダーに該当し、産休や育休を始めとする男女の働き方の問題が含まれます。 そして、このジェンダーという考え方は現代の我々の生活に深く関わってきます。「女性は子どもを産む性別なのだから、家事をした方が良い」など、生物的性差の文脈でジェンダーが語られた意見をよく耳にします。確かに原始時代まで遡ればこの理屈は通用するかもしれません。

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L'atelier de 423

イラストや文芸作品、ジェンダー中心のアカデミックなコンテンツ

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