ボノボって知ってる?

僕は高校生くらいの頃から、霊長類が大好きなんですよ。

そもそも人間の進化に興味があって、改めてチンパンジーやゴリラを調べた時に

「ほぼ人間じゃん…!」って感動したのがきっかけでハマりました。

よく「チンパンジーのDNAは98%人間と同じだ。」という風に言われてますが、

個人的にはチンパンジーの亜種である”ボノボ”の方が人間に似てるんじゃないかと思うんですよね。

ほぼヒト。


彼らは人間とかなりの共通点があります。

例えば、チンパンジーよりも長く直立二足歩行をし、

人間以外の動物で唯一、コミュニケーションとしての性行為を行います。

人間は発情期がないですが、ボノボには通常の発情期とニセ発情期があり、

同性間であっても擬似的な性行為をすることで争いをせず、交流するようです。

チンパンジーに見られる仲間同士の争いもほとんど見られないため、

「愛と平和のサル」とも呼ばれているようです。

むしろ人間の方が争い好きですよね。怖い。

また、ボノボの中でもかなりの天才がいたようで、

カンジくんは、「パックマン」というゲームや簡単な英会話を行うことができました。(さすがに発音はできませんが)

何という圧倒的人間らしさ。

つくづく人間は、偶然が積み重なってボノボたちと違う進化をしただけなんだろうなぁ、と思ってしまいます。

なんか進化って壮大ですよね、ダーウィンよく気がついた。


簡単にチンパンジーとボノボの生態を比べると、

オス中心の群れを成し、仲間同士の争いや子殺しなど野蛮な行動を見せるチンパンジーと

メス中心に生活を営み、異性間・同性間出会っても性行為を通して争うことなく平和に暮らすボノボ。

といったところでしょうか。

世界各地で情勢が緊迫している世の中を見ると、やっぱりチンパンジーの方が人間に似てるような気もしますね。


参考

L'atelier de 423

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