”ジェンダー”を考えるための言葉


よく聞きますよね、「ジェンダー」とか「LGBT」とか。でも実際、小中高ではそうしたことは全く習わず、そのまま大人になってしまうのが現状だと思います。

僕も、大学の授業を受けていなかったら…と思うと怖いです。


このホームページではジェンダーにまつわる記事をたくさん上げていこうと思っているので、まずは基本的なお話で一緒に土台づくりをしましょう。と言っても、堅苦しい話が嫌いな人にも読んで欲しいのでかなりざっくりとした書き方をしています。細かいミスもあるかと思うので、よかったら指摘してください。


それでは、「性」を表す語句にも色々あるので、いくつか紹介します。

「Sex」いわゆる生物学的な性差のことで、生殖器官などで決めるものです。温泉やトイレ、医療なんかはこの観点から分けることが多いと思います。


「Gender」いわゆる社会的な性差です。「女は家庭に入るべき」「男は女に奢るべき」みたいな社会が勝手に決めた性別に対する押し付けみたいなものです。ひどいよね。


かなり大雑把ですみません。


じゃあ、自分の性別は男?女?それ以外?どう判断すればいいの?ってなりますよね。

大事な言葉がもう少しあるのでぜひ読んでください。

「性自認」これは、自分自身の性別についてどう認識しているかということ。

例えば「女性らしい」体つきで生まれても、自分が「男」だと思えば「男」ってことです。


「性的指向」これは、自分がどういった性別の人に惹かれるかということ。

「男」「女」「それ以外」など、自分がどんな人を好きになるかは自由。

このふたつの組み合わせ次第で、性別のパターンは48通りになるみたいです。

「男」と「女」の2通りしかないっていう考えだけでも捨ててみてください。


「LGBT」決して性的マイノリティの総称ではありません。(ここ重要)

「L=レズビアン」「G=ゲイ」「B=バイセクシャル」「T=トランスセクシャル」の頭文字をとったモノです。先ほどの性的指向と性自認の考えを前提とすると一部しか表していないことは明らかです。


今後も具体的に僕が疑問に思ったことを他の記事で書いていくのでぜひチェック。

参考 大学で受けている授業の先生が書いていてとてもわかりやすいです

L'atelier de 423

イラストや文芸作品、ジェンダー中心のアカデミックなコンテンツ

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