時計やマフラーまでレディースって、それなんで?
大学に入ってジェンダーについて考えるようになってから、街中で売ってるものが異常なくらい男女で分けられているなあ、って感じました。
レディースのお店やコーナーなんて多くの「男性」はまず入れませんからね。あれ。
「女性専用車両」と同じように、ぶらついてたら「なんで入ってきてるのよ」というような空気が漂いそう。「プレゼントを買いに来たのかなぁ」と思ってくれる人もいるようです。
逆に、相対的にですが、「女性」の方が1人でもメンズのお店に入りやすい傾向にあるのではないでしょうか。メンズの服も着るという人も多いようですし。
確かに、ズボンやトップスなんかは、どうしても男女でフォルムの違いがあると思うので、ある程度区切られるのは仕方ないかなとも思います。
しかし、なぜ時計やマフラーさえもメンズとレディースで分けられるんでしょうか。すごく気持ち悪いな、っていうのが率直な感想です。
先日、時計を見ていてかなり気に入ったデザインのものがあったので「欲しい!」と思ったのですが、レディースと書いてあり買いづらくてやめました。
きっと企業が「女性に向けて売りたい」という意味としての「レディース」なのだと思いますが、なんだか選択肢が一方的に排除されているみたいで残念です。
商品をお店に置く段階から、今まで「メンズ」「レディース」と表記されていたものを一緒に並べて、どんな人も自由に選べるようになれば、「スカートを履いている男の子」などが変な目で見られることも無くなっていくんじゃないかな、って思ってます。
でも、「男」として生まれたけど「レディース」を身につけている、ということに性的なアイデンティティを感じる人もいるのかな、とも思うので難しいですね。
個人的には、服も小物も圧倒的に「レディース」の方がデザインや種類が豊富だと思うので、
選択肢の広さ、組み合わせの自由さから見ると、「レディース」が羨ましいなと思ったことが何度もあります。例えば、「レディース」にはスカートもパンツもその中間的なガウチョパンツもありますし、丈も豊富ですよね。
極端な話、「メンズ」は長ズボンか半ズボンか、みたいなものですから。
目指せ、ファッションのジェンダーフリー。
ぜひご意見ください。
参考
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